この記事には、メンヘラのメンヘラによるメンヘラのためのネットメディア・メンヘラ.jpに読者投稿する方法が書いてある。
メンヘラ.jpとは?
そもそも、あなたはメンヘラ.jpというネットメディアをご存じだろうか。
メンヘラ.jpは、メンタルヘルスに悩むすべての人に向けて作られた。
編集長は、小山晃弘さん。
彼自身もメンヘラ。
そして、僕もメンヘラだ。
メンヘラ.jpのサイト紹介欄にはこう書かれている。
メンヘラ.jpは、メンタルヘルスに問題を抱える当事者(=メンヘラ)たちがより良い生活を歩むための「つながり作り」を目的としたメディアです。
メンタルヘルスの問題を抱えることで、私たちはしばしば社会的に孤立しがちです。部屋の中から一歩も動けない、家の外に出れない、学校や会社に溶け込めない。程度の差こそあれ、心の不調は私たちを「孤立」に追い込みます。
孤立は苦しいものです。ひとは、生きるために「つながり」を必要とします。
メンヘラ.jpは、オンラインメディアという形で様々な形の「つながり」を提供できればと考えています。
要約すると、 メンヘラたちの居場所を作り、メンヘラたちを孤立させない環境が、メンヘラ.jpということ。
メンヘラ.jpの読者投稿
メンヘラ.jpには読者投稿というものがある。
読者投稿については、こう記されている。
メンヘラ.jpでは「読者投稿」という枠組みで、メンタルヘルスに問題をかける様々な当事者たちの闘病記や生活記を募集・掲載しています。
彼らの体験談を読むことで『仲間』の存在を知ることができる。
そして体験や、感情や、知識や、思いを共有することができる。
私たちはそのような思いから読者投稿を運営しています。
読者投稿の手順はこう。
①文書を書く。
②menherajp@gmail.com宛てに文書を送信。
これだけ。
詳細なルールは、ユーザー投稿ガイドと称し、メンヘラ.jp内で公開されている。
メンヘラ.jpに記事掲載
実は、僕はメンヘラ.jpに記事が採用されたことがある。
その題名は『母子家庭・中学不登校・高校入学後3日で休学・発達障害の僕がWEBエンジニアになるまで。』というもの。
題名から察せられる通り、濃度が高すぎる闇。
僕は自分が抱えていた闇の経歴を言葉にして投稿。
また、発達障害者や不登校歴を持つ人たちの就労の参考例になればいいと思った。
僕がmenherajp@gmail.com 宛てに文書を送ったのは2019年2月頃。
そして、この記事がサイトに掲載されたのは、2019年3月。
掲載に至るまでは1カ月ほどかかった。
編集長は、読者投稿に関して、こう話している。
メンヘラ.jpの読者投稿はだいぶハードル低い感じで設定していますので、みんな書きたいことがあったら気軽に送ってね。
※2018年10月29日のツイート
メンヘラ.jp、読者の4割は男性なのに読者投稿を送ってくる男性は1-2割くらいなんですよね。
※2019年5月15日のツイート
要約すると、記事の審査のハードルは低く、男性の読者投稿が不足気味。
最後に
心の奥深くにある闇を言葉にし、共有して、自分と同じような闇を持つ誰かが見れば、共感が生まれる。
そして、心の奥深くにある闇が、自分と同じような闇を持つ誰かの救いとなり、それらの闇にほんの少しだけ光が差すかもしれない。
メンヘラ(特に男性のメンヘラ)は、メンヘラ.jpに読者投稿してみてはどうだろうか。