才能の食べ方

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小説家になろう発ではない異世界系漫画たち

※この記事は「小説家になろう発が嫌い。けれども、異世界系が読みたい!」ヒトのために作りました。

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異世界もの」流行っていますよね?

そのほとんどが「小説家になろう発」であることをご存じの方は多いはず。

小説家になろうの人気作品は、小説として出版され、漫画化されることが王道の流れです。

異世界ものの漫画が、現在の漫画業界には量産されています。

僕は疑問を抱きました。

「逆に小説家になろう発ではない異世界系の漫画はどれぐらいあるのか?」と。

そこで今回は「小説家になろう発ではない異世界系漫画」をまとめてみました。

 

『ヘッポコ勇者に戦略を』

原作は中村力斗先生。

作画は悪介先生です。

マガジンポケットで連載されました。

全3巻で完結しています。

あらすじ。

 RPGオタのタクマは、ある日突然異世界に転移してしまう。

魔王が支配するその世界でタクマはアコという名の一人の少女と出会う。

体力ゼロ、勇気ゼロのポンコツで100%のアコだが実は、世界を救う勇者の末裔だった...!

この作品の面白ポイントは2点あります。

1点目は、ギャグセンスの高さ。思わず吹き出してしまうパロディネタが全3巻に詰め込まれています。

2点目は、勇者が女性という点。女性の勇者・アコを、主人公・タクマが戦略を立ててサポートします。

「コメディ×戦略」という異色の掛け合わせが、『ヘッポコ勇者に戦略を』の良さです。

ちなみに原作の中村力斗先生は、元々漫画家です。

なろう発の小説家ではありません。

ネーム原作(絵コンテまで描く)という手法を使って、原作を書いています。
 

異世界法廷~反駁の異世界弁護士~』

原作は河本ほむら先生。

作画は大庭下門先生です。

ヤングエースで連載されていました。

全3巻です。

あらすじ。

 「異世界」で繰り広げられる異色の法廷バトル開廷!!

弁護士志望の青年・椎葉はとある事故により異世界に転生し、そこで弁護士として法廷に立つことに。

憧れの法廷に立った椎葉だが、「貴族」と「平民」の価値勘違いに戸惑うも「異法の弁護士」として反論するのだった!

 「異世界×弁護士」はあまり見ない掛け合わせですよね?

河本ほむら先生はギャンブル漫画『賭ケグルイ』の原作者として有名です。

河本ほむら先生は、元々WEB漫画を描いていました。

なろう発ではないです。

WEB漫画を描いていたことから、原作はネーム形式で描いているようです。


異世界失格』

原作は野田宏先生、作画は若松卓弘先生。

やわらかスピリッツで連載中です。

あらすじ。

 心中に失敗したとある文豪、異世界

男はその夜、

愛する人玉川上水へやって来た。
自ら“恥の多い生涯”を終わらせるために。

だがそこへ例のトラックがあらわれてーー

死にたがり作家の異世界転移冒険譚、ここに開幕。

太宰治異世界に行く」という発想がすごいですね...。

原作の野田宏先生は、漫画家でもあります。

異世界失格』は、なろう発ではありません。

絵柄変更のためにネーム原作に徹し、『異世界失格』を手掛けているのでしょうね。

 

異世界狙撃手は女戦士のモフモフ愛玩動物

原作は光永康則先生、作画はいのまる先生。

この作品は、月刊ヤングキングアワーズGHで連載中。

あらすじ。

非モテ金のない銃マニアの31歳オッサンが異世界転生!

でも変なモフモフのぬいぐるっぽいモンスターに転生された!?

突如現れた女戦士と出会い、一緒に冒険することに。

銃マニアだったチしいが異世界で役に立つ!?

モフモフ異世界転生ファンタジー!

原作の光永康則先生は『怪物王女』の作者として知られている漫画家です。

なろう出身の小説家ではないです。

光永康則先生は、先生のみでの連載を抱えています。

異世界狙撃手は女騎士のモフモ愛玩道具』は、光永先生自身での作画の負担を軽くするためにネーム原作にし、いのまる先生に作画を託しているのかもしれません。

『グッバイ!異世界転生』

原作はサイトウケンジ先生、作画はぱらボラ先生。

月刊少年マガジンRで連載されていました。

全4巻です。

あらすじ。

平凡な高校生・神ヶ崎勇弥。

隣人は巨乳な幼馴染、ちょっとHなハプニング。

そんな平和で幸せな日々を送っていたある日、彼の部屋に突如魔法陣が現れ、中から異世界の姫・アンジェラリアが現れる...!


「あなたは転生して最強の勇者になるのです!」

彼女の一言から、普通の生活は終わりを告げ、死と隣り合わせの勇者伝説が始まる...!?

原作のサイトウケンジ先生は、元々PCゲームのシナリオライターです。

なろう出身のライターではありません。

サイトウケンジ先生は、漫画原作者としての他の作品に『トリニティセブン 7人の魔書使い』もあります。

シナリオライターということもあり、漫画原作は文章形式だそうです。

『デッドマウント・デスプレイ』

原作は成田良悟先生、作画は藤本新太先生。

ヤングガンガンで連載中です。

あらすじ。

此処とは違う異世界――。

歴戦の兵士・『災厄潰し』と稀代の死霊使い・『屍神殿』の、世界と自身の精子を賭けた勝負が決した。

――そして、舞台は新宿へ。

原作の成田良悟先生は、小説家ですが、なろう出身ではありません。

電撃ゲーム小説大賞(※現:電撃小説大賞)を受賞し、ライトノベル作家としてデビューしています。

成田良悟先生は『デュラララ!!』シリーズが有名です。

成田良悟先生の得意分野である群青劇が他の異世界ものにはない『デッドマウント・デスプレイ』の魅力です。

尚、本業が小説家なので、原作形式は文章です。

 

異世界で最強の杖に転生した俺が嫌がる少女をムリヤリ魔法少女にPする!』

原作は桜井慎先生、作画は鷹嶋大輔先生。

月刊少年ガンガンで連載されました。

全5巻です。

あらすじ。

大人気TVアニメシリーズ「魔法少女マジカル☆ルルナ」をこよなく愛するオタク・新見黎次は、ある日突然異世界に転生してしまった....人間ではなく魔法の杖として!

出会った美少女を「魔法少女」に大変死させ、魔法の力(物理)で異世界無双⁉

異世界から始まるニチア〇系魔法少女サーガ、スタート‼

原作の桜井慎先生は、ネーム原作者です。

連載デビュー作『クラスメート、上村ユウカはこう言った。』で、元々漫画家志望だったことを明かしています。

その作品もネームまで切っていたことから『異世界で最強の杖に転生した俺が嫌がる少女をムリヤリ魔法少女にPする!』でもネームまで描いています。

にしても、とてもタイトルが長い作品ですね。

小説家になろうの作品はタイトルが長いのが多いので、なろう発と勘違いしますよね....。

 

『スギナミ討伐公務員~異世界勤務の人々~』

原作は春原ロビンソン先生、作画は佐藤祐紀先生、キャラクターデザイン協力にさいとうなおき先生。

ジャンプ+で連載され、全4巻です。

あらすじ。

異世界(ダンジョン)の出現が当たり前になった東京。

様々な町の異世界に対処するのは公務員の役目になっていた!

「攻略課」の研修生として配属された真っすぐな新人・結凪悠真と面倒くさい先輩・代永天助のお仕事=戦いが始まる!!

公務員(行政)がダンジョンを攻略するというアイデア、面白すぎませんか?

原作の春原ロビンソン先生は、『戦勇。』で有名な漫画家です。

小説家になろう発ではありません。

最近、漫画家として実績があるヒトが、ネーム原作者として作品を手掛ける例が増えてきています。

例えば少女漫画家の河原和音先生が『アルコ』の原作担当をしたり、『NARUTO』の岸本斉史先生が原作者として『サムライ8』を描いたりなどです。

春原ロビンソン先生もその一例ですね。

『乙女ゲー転送、俺がヒロインで救世主!』

原作は武凪知先生、作画は辻本ユウ先生。

月刊少年ガンガンで連載中。

あらすじ。

攻略対象VSヒロイン(男)!

妹の仕業で、ファンタジー設定の乙女ゲーにヒロインとして転生されてしまった男子高校生タロウ(仮)。

何をしても上がっていく攻略対象好感度、次第に近づく恋愛ルートを前に、果たしてタロウ(仮)は無事元の世界に帰れるのか?

無双したくない系異世界コメディー、爆誕!!

原作の武凪知先生は、ご自身でも漫画を描いています。

また、天空宇宙流という名義で4コマ漫画も手掛けています。

武凪知先生は、なろう出身の小説家ではなく、4コマ漫画出身の漫画家です。

 


最後に 

なろう発ではない異世界系漫画を表紙から見分ける方法を教えます。

それは単純です。

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なろう発の異世界系漫画には、著者の欄に原作・作画(漫画)の他に、キャラクター原案があることが多いです。

漫画の作画担当が小説の挿絵を描いたイラストレーターからアイデアを貰って、漫画のキャラクターとしてデザインし直しているため、キャラクター原案という記述があります。

ですので、キャラクター原案の記述がない場合はなろう発ではないと判断してよいと思います。

ただ、数は少ないですが、キャラクター原案の記述がなくても、なろう発の場合があるので、ご注意ください。

最近では、マンガUP!やエブリスタの作品です。

その場合は、事前にネットで作品を調べて、なろう発かなろう発ではないのかの判断をしましょう。

今後も「小説家になろう発ではない異世界系漫画」をまとめていきます。

では、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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